〜 思いっきりアートする、
全身でアートする 〜
私たちは令和元年から、美術活動に意欲のある都内特別支援学校の生徒や卒業生、公立中学校の特別支援学級の生徒を対象に、時間的・物理的制約を可能な限り取り払った「自由な美術活動空間」を提供しています。
令和5年度「自由な美術活動空間」
を実施しました
令和5年度「自由な美術活動空間」を、
都立臨海青海特別支援学校、都立多摩桜の丘学園との共催で実施しました。
今年度も、ファシリテーターは中津川浩章先生です。
○令和6年2月17日(土)午前11時~午後4時
会場:東京都立臨海青海特別支援学校
※当日は、キッチンカー「LIVES キッチン」も来場していただき、おいしいガパオライスを提供していただきました。障害のあるスタッフにも「自由な美術活動空間」に参加していただきました。
○令和6年2月23日(金・祝)午前11時~午後4時
会場:東京都立多摩桜の丘学園
多くの参加者、保護者の皆様、見学者に集まっていただき、これまでにない熱量の高いワークショップになったと思います。
皆様、心から感謝いたします。ありがとうござました。
ワークショップの様子をスライドショーにまとめました。ぜひ、御覧ください。
令和4年度 「自由な美術活動空間」報告
令和4年度は、クラウドファンディングで多くの方の御支援により、「自由な美術活動空間」を開催しました。
御参加くださった皆さん、
クラウドファンディングで御支援くださった皆さん、
会場校の皆さん、
この取組をたくさんの方に御紹介くださった皆さん、
数えきれないくらい、たくさんの方々に支えていただき、
開催することができました。
皆さんに、心から御礼申し上げます。
活動の様子をスライドショーで御覧ください。
令和4年12月18日(日)11:00~16:00
会場:東京都立小金井特別支援学校
令和4年度の「自由な美術活動空間」は、クラウドファインディングで、49の個人・団体の方の御支援をいただき開催できました。
重ねて、感謝申し上げます。
クラウドファインディングの返礼品を御紹介します。
~参加者の作品をデザインしました~
「自由な美術活動空間」
活動の御紹介
美術活動に意欲や興味があるけれど、活動の機会や能力発揮の場の少ない、都内特別支援学校の中・高生や卒業生を対象に、自由に思いっきり美術活動に浸ってもらえる空間を提供してきました。
令和元年度からの3年間は、東京都立永福学園を会場に、以下のように実施してきました。
○令和元年度 3回
○令和2年度 2回
○令和3年度 3回
基本スタイルは、学校の体育館という広い空間で、机上での創作活動だけでなく、床面や壁面に張ったロール紙に絵を描くなど、可能な限り制限を取り払ったものです。
さらに、様々な画材を箱から出して並べ、参加者が自由に手に取って、選べるようにしています。
1回の活動は、最長5時間で、参加者が意欲に合わせて活動できる環境を作っています。
◎ワークショップ・ファシリテーター
アーティスト 中津川 浩章 氏
参加者の美術活動に対し、指導するのではなく、称賛し、
様々な手法や画材の活用を促していただいています。
〇参考
研究グループとして、東京都教職員互助会の助成を受けた(令和2・3年度)際の、報告書を掲載します。
「自由な美術活動空間」とは、こんな空間です。
これまでの活動の様子をスライドショーで御紹介します。
ワークショップ・ファシリテーター
中津川 浩章 氏が語る
「自由な美術活動空間」の魅力
●応援メッセージ
近年、障害がある人たちのアートが高い評価を受けるようになりました。奇抜な発想、緻密な構成、人並み外れた集中力など。自由に描くからこそ彼、彼女たちの特異な才能が発揮され魅力的な作品が生まれます。
学校の美術教育も大切だけど、障害がある生徒さんたちの主体性やもうひとつの言語「表現」を引き出す自由な創作活動も同じように大切です。
自由と言ってもただ好き勝手に描くのではなく、すべてを自分で決めていきゆっくりと世界をつくっていきます。興味のある画材を自分で選び描き始めると次第にその人が描きたい世界が見えてくるのです。表現することの喜び、人に伝わることの達成感で人は成長していきます。“表現することは生きること”を場と機会を提供する「自由な美術活動空間」を応援します!
参加者のコメント
保護者K.K.さんのコメント
このワークショップでの魅力はなんといっても広い体育館での伸び伸びとした環境で作品を創れるというところです。
好きだから表現するといった様な、素朴で素直である心揺さぶらせられる作品を中津川先生のご指導のもとスタッフ一同でサポートし作り上げていくそんな空気感があります。
そして、長所に焦点を当てて好きな事を生かしてあげることが当事者やその周りに良い影響を与えるとも私は感じます。
また彼らの中にある楽しさ、怒り、悲しみなどを表現できることによって好奇心や想像力を養い、表現できる喜びや楽しみを味わい作品は産まれ、成果、充実感、達成感や自己肯定欲を満たしてくれるそんなワークショップだと思います。
参加者R.S.さんが学校の
連絡帳に書いたコメント
保護者E.T.さんのコメント
普段の生活では味わえない広い空間・使用した事がない画材などで絵を描き表現が出来るので、いつもと違った作品が出来あがり不思議な感覚です。友達とのコラボ作品、足型アートをし楽しい1日があっという間に終わり笑顔が絶えず素敵な時間が過ごせました。貴重な体験が出来ありがとうございました。